お役立ち脳活アロマ

NHKをはじめ、健康番組でも取り上げられているエッセンシャルオイル(精油)ですが、メンタルケアのほか様々なシーンで活躍できます。

例えば、認知症に良いと言われるエッセンシャルオイル(メディカルレベルの精油)は、

朝:ローズマリー、レモン

夜:ラベンダー、オレンジ

生活のリズムを整えるサポートになります。免疫細胞はストレスにとっても弱いので、脳ストレスをケアできるエッセンシャルオイル(精油)はおおいに役立つツールではないでしょうか。

※ただし、品質の高いグレードのエッセンシャルオイルに限りますので十分ご注意ください。

 

参考 BOOK

<香り>はなぜ脳に効くのか―アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書 385) 

  • 新書: 216ページ
  • 出版社: NHK出版 
  • 内容紹介
  • 認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する時代がやってきた!


    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

     

    「アロマセラピー」と聞くと、「リラックスや美容目的のマッサージ」「女性を目的としたもの」という印象がありませんか? 本書は「医療を目的としたアロマセラピー」について、嗅覚のメカニズム、精油成分の人体への影響に関する最新の研究に基づいて書かれた画期的なサイエンス書です。
     重度の認知症、がん性の疼痛、潜在的な患者数が非常に多い動脈硬化性の疾患やPMSや更年期障害などの女性特有の疾患など、特効薬がなく対症療法が行われてきた疾患や、ずっと薬を飲み続けなければならず体への負担も医療費への負担も大きい疾患に対し、画期的な治療法になりうると注目されているメディカルアロマセラピー。その背景には、精油に含まれる〈香り〉の成分が、どのように人体に吸収され、脳に直接はたらきかけるのか、という〈香り〉の作用についての研究が急速に進んでいることがあります。
     急速に解明されるヒトと香りの謎の中でも、私が興味深く思ったのは、「嗅神経は、海馬の歯状回などと並んで、年齢に関わらず再生可能な神経細胞であること」です。視神経など多くの神経細胞は、通常、一度ダメになったら再生しません。しかし、嗅神経は外部からのにおい刺激を与えると、活性化して周囲にも働きかけていることがわかってきました。これまでの西洋医学ではなすすべもなかった認知症の患者さんでも、においを嗅ぐだけで認知機能の改善が見られるのです。「いい香りを嗅げば、まぁリラックスするよね」ぐらいにしか考えていなかった私にとって、「におい物質が直接的に脳を刺激する」という嗅覚のメカニズムはまさに「刺激的」で、この話を著者から伺ったことが本書を企画するきっかけとなりました。
     すでに臨床で用いられているエビデンスに基づいた〈香り〉の医療を紹介しつつ、まだ謎の多い「香りと人体の関係」についてもわかりやすく解説した本書。普段身近に感じている「嗅覚の謎」や「香りのパワー」を知りたい方は、ぜひご一読ください。
    (NHK出版 松原あやか)

エッセンシャルオイル家庭医学事典[翻訳本] 改訂版

メディカルアロマテラピーの実践に役立つ究極の書!!

新たに6種類のシングルオイルと3種類のブレンドオイルを加え、エッセンシャルオイルの特徴や使い方、
症状別活用法まで解説。他の書には類を見ない数多くの研究・文献も追加掲載した、家庭に常備しておきたいメディカルアロマテラピーの決定版。
※本書は、翻訳本を解りやすくするため、編集及びエッセンシャルオイルの使用法などを追加しています。
アロマツール社 著・訳 体裁A5版 全528ページ

エッセンシャルオイル家庭医学事典【サイエンス編】監修 / Dr.HUANG

アロマテラピーをもっと深く知りたい人のための1冊!

エッセンシャルオイルの心と体への作用を始め、化学の基礎や分類、ブレンド法、さらに歴史、用語解説まで、アロマテラピーの不思議な秘密の力を解き明かすアロマファン待望のサイエンス版。
上級者はもちろん、初心者でもエッセンシャルオイルをより深く知って、生活の中に生かしたい人におすすめです。
体裁A5版 全160ページ